歴史

「国盗り物語(一)」司馬遼太郎(1965-1966年、日本)

国盗り物語(一)(新潮文庫)作者:司馬 遼太郎新潮社Amazon (しかしおれには、天禀の武略がある) そう信じている。 その才能を試したかった。というより、自分の一生の運を占うつもりであった。 戦国の世、牢人から国主へと成り上がっていく松波庄九郎(…

「宇喜多の捨て嫁」 木下昌輝(2014年、日本)

宇喜多の捨て嫁 (文春文庫)作者:木下昌輝文藝春秋Amazon 八郎よ、もしこの時、お前が真実を母に話していたならば、お前は梟雄とはならずに済んだかもしれない。 (「無想の抜刀術」) 戦国時代の梟雄、宇喜多直家を描いた歴史小説。 ときに己の娘をも利用し…